泡盛の歴史

沖縄料理のお供として欠かせない泡盛には大手メーカーのものから、各地域の酒造所が販売しているものなど、たくさんの種類があります。沖縄はもちろん県外にもファンが多い泡盛ですが、一体どのようにして誕生したのでしょうか。こちらでは、泡盛の歴史についてご紹介いたします。

泡盛の起源

日本最古の焼酎である泡盛は、1470年頃に琉球(沖縄県)で造られ始めたといわれています。
泡盛が造られるまでの琉球では、交易を行っていたシャム国(タイ)のラオロンと呼ばれる蒸留酒が飲まれていました。

しかし、時代の流れとともにシャム国との交易が徐々に減少したことで、ラオロンの輸入が難しくなります。そこで琉球の人々は独自に蒸留酒造りを始め、この出来事が泡盛の起源とされています。

戦後の泡盛

泡盛は、長い期間熟成させるほど口当たりの良い、まろやかなお酒になる特徴があります。
3年以上熟成した泡盛を沖縄の方言でクース(古酒)といいます。戦前には100年、200年熟成させたクースが多く存在していましたが、第二次世界大戦での沖縄戦により、そのほとんどが失われてしまいます。その後、泡盛の芳醇でまろやかな味わいを愛する人々によって、泡盛を復活させる活動が広まり、現在のブームへと繋がっていきます。

名前の由来

泡盛の名前の由来には諸説あります。アルコール度数の高いお酒を注ぐと泡立つことから泡盛の名がついたという説をはじめ、栗(アワ)を原材料として使っていたことから「アワモリ」となったという説があります。その他にも、古代インドの言葉でお酒を意味する「アワムリ」が変化した説など、様々な名前の由来が唱えられています。

当店は東京都目黒区にて沖縄料理を提供しております。沖縄そばチャンプル料理、もずく天ぷらイカ天ぷらなどの沖縄天ぷら盛り合わせと、泡盛に合う沖縄料理メニューを数多くご用意しております。当店は渋谷駅から一駅の池尻大橋近くという交通の便に優れた場所にございます。美味しい沖縄料理店を探している方は、ぜひ当店をご利用ください。