沖縄料理の中でも人気の高い天ぷら。そんな沖縄の天ぷらは、本土の天ぷらとは異なる点がいくつもあります。
こちらでは、その違いを解説します。
衣
本土の天ぷらは「カリッ」「サクサク」とした薄い衣が美味しさの特徴でしょう。一方の沖縄天ぷらは、卵をたっぷり使用しており、ぽってりとした分厚い衣が特徴となっています。この衣の分厚さが沖縄天ぷら最大の特徴と言えます。衣の分厚さこそが具材の良さを引き出し、具材と絶妙にマッチします。また、沖縄天ぷらは衣に分厚さがあるため食べ応え満点です。
調味料
本土の天ぷらを食べる場合、調味料に天つゆ、もしくは塩を用いてから召し上がることが多いでしょう。しかし、沖縄では一般的に天つゆも塩も使わない場合がほとんどです。沖縄の天ぷらは調理の段階で塩を混ぜるので、焼き立てをそのまま食べても美味しくいただけます。もし、沖縄の天ぷらに「調味料が欲しい」と感じた場合は、ウスターソースが沖縄流です。本土の方からすれば「天ぷらにウスターソース？」と思うかもしれませんが、このウスターソースと沖縄の天ぷらはとても相性が良いのです。
食べ物としての「立ち位置」
本土では、高級料理としても認識されている天ぷらですが、沖縄では、「おやつ」感覚で食されることが多いです。3時の休憩、学校や部活帰り、夕食までの間食など、気軽に楽しまれています。また、お酒のおつまみとしても人気で、魚天ぷらやイカ天ぷら、らっきょうの天ぷらなどが、居酒屋でメニューに載っているのも一般的な光景です。
それほど、沖縄の人にとって天ぷらは身近な存在ということなのです。
その他にも、沖縄の天ぷらと本土の天ぷらには様々な違いがあります。
まだ、沖縄の天ぷらを食べたことのないという方は、ぜひこの機会にお召し上がりいただければと思います。
池尻大橋駅近くにある当店では、沖縄そばや沖縄の野菜をふんだんに使用したチャンプルなどの沖縄料理と共に、沖縄の天ぷらをご用意しています。魚やもずく、アーサー、豆などの天ぷらに加え、島らっきょうの天ぷらもございます。美味しい沖縄天ぷらを楽しみたい方、美味しい沖縄料理を味わいたいという方は、お気軽に当店へ足をお運びください。