自然があふれるやんばるについて

東京目黒区にある当店では、名護出身のオーナーのお母さん直伝レシピによる沖縄・やんばる料理を提供しています。こちらでは、沖縄の中でも素晴らしい環境のやんばるについて記載します。

やんばるとは

やんばるとは、沖縄本島北部地域一帯のことを指します。沖縄本島北部は広大な森林が広がっているため、「山原(やんばる)」と呼称されるようになりました。しかし、やんばるというのは地名ではなく、地図には載っていない俗称です。そのため、どこからどこまでがやんばるなのかは、少し曖昧になっています。

広義では、恩納村、金武町、宜野座村、名護市、本部町、今帰仁村、東村、大宜味村、国頭村、さらには離島の伊江村、伊是名村、伊平屋村を含めた範囲を指します。狭義だと、名護市、東村、大宜味村、国頭村を指します。
近年では貴重な自然が数多く残っている東村、大宜味村、国頭村だけを指すことも多くなっています。

やんばるの地勢

琉球列島は、北緯20~30度からなる亜熱帯気候に属する島々であり、やんばるは北緯27度付近に位置します。
亜熱帯と聞くと、多くの人はうっそうと茂る木々をイメージすると思いますが、世界の亜熱帯地域では砂漠や乾燥した草原が広がっています。一方、北緯27度付近に位置する亜熱帯気候のやんばるは、砂漠や乾燥した草原とは程遠い、湿潤な森林が一面に広がっています。

沖縄本島の最高峰である与那覇岳の山頂付近では年間を通して濃い霧が発生し、森林内の湿度を高く保っています。この湿潤な気候はそこに生きるものたちの生命力を育んでいます。また、美しい森林から流れる清流は川の生物を育て海へと流れます。森林から海へと流れた豊富な栄養は、多彩な生物を育むことになります。

こうした環境を構築するやんばるというのは、実は世界的に見ても希少です。そしてそのような自然の恩恵により、やんばるでは多種多様な食材を手に入れることができ、その食材が多くの人に喜びを与える沖縄・やんばる料理へと変身を遂げるのです。

当店では無農薬新鮮にこだわった沖縄食材を使用しています。美味しいチャンプル、アーサーやもずくの天ぷら、沖縄を感じさせる様々な海鮮料理をご提供いたしますので、沖縄・やんばる料理ならぜひ当店でお楽しみください。池尻大橋駅のすぐ近くですので、アクセスも非常に便利です。